2013年 01月 04日
なぞのミシン目 |

林道散策中、あやしいササの葉をいくつも発見。
ミシン目付きのササの葉??
明らかにノウサギ・カモシカの歯型にあらず。
刈払い機でこんな芸当は絶対無理!
ナニモノの仕業?家に帰ってから調べてみると・・・。
どうやらハンニンは「ホソハマキモドキガ」の仲間のようで。
「マシンガンホール」とも呼ばれる、この模様の作り方には2説。
まだササの葉が開く前、丸まっている時に卵を産みつけたあとという説。
その状態の時に、幼虫が食べたあとという説。
それにしても、このミシン目はお見事!
虫の作りだす造形に、大いに感心してしまいました。
山歩きをしてウン十年、どうして今まで気が付かなかったのでしょう。
まだまだ森には私の知らないことがいっぱいあります。
by cryptomerian
| 2013-01-04 10:56
| 環境教育