2014年 12月 25日
切り株と方角 |

先日、公園のアカマツ林の一角が伐採されました。
ちょっと気になったので、伐採あとを見に行きました。
切り株の太いものは直径60cm以上。年輪、およそ70本。
戦後の早い時期に植えられたもののようです。
さて、切り株で方角がわかるっていう話、聞いたことありませんか?
誰が言ったか知りませんが、それはウソです。
切り株の年輪を見ても、東西南北はわかりません。
年輪の偏りでわかるのは、谷がある方向、または風がいつも吹いてくる方向。
倒れないために「偏って太る」という木の知恵?なんです。
ちなみに、斜面に生育する針葉樹は、谷側の年輪が厚くなります。
広葉樹では、逆に山側の年輪が厚くなります。ふしぎですね。
ここで問題。写真は斜面にあったアカマツの切り株。谷側は、どっち?
by cryptomerian
| 2014-12-25 18:53
| 環境教育