2015年 03月 23日
うるし塗り工房の見学 |

こちらは、木曽平沢に工房を構える、うるし塗り職人のKさん。
Kさんは、金閣寺の修復に参加した経験をもつ熟練の職人です。
昨年より、時々お仕事の見学をさせてもらっています。
この日は、おそばの容れ物の下地を磨く作業をされていました。
ふだん使いのうるし製品は、どうしてもすり減ったり、欠けたりします。
そのため、依頼主のそば屋さんは、定期的に塗り直して長く使っているとのこと。
安価なプラ製品ではなく、手仕事で作られたうるしの器でお客様をもてなす。
それは、最高のおもてなしですね。
うるしは、日本のおもてなし文化を支える重要なアイテムだと改めて思った次第。
by cryptomerian
| 2015-03-23 23:41
| 環境教育