2015年 08月 24日
夏の終わり |

毎年お盆過ぎ。公園の雑木林で、ある現象が見られます。
クヌギの木の根元に、不自然なおがくずの山が出現!
よく見てみると、虫用ゼリーの食べ残しが混じってます。
この山を作るのは、ヒトの母親と子どもにちがいありません。
「今日、お母さんといっしょに林に行って、カブトムシをにがしてきました」
私が教員だった時、教え子の夏休みの日記でよく見かけました。
日本では、なぜか夏に甲虫を飼う男の子が多く見られます。
お盆すぎになると、少なからぬ家庭では親子で甲虫を近所の林に放します。
それは、とてもいい「環境倫理教育」だなーと私は思うのです。
苦手なムシが片付いて、母親はさぞかしホッとしていることでしょう。
子どもの前では「ムシさんとさよなら、さびしいね」とか言って・・・。
by cryptomerian
| 2015-08-24 12:13
| 環境教育